P/N循環

これは家族療法の大家でいらっしゃる東豊先生が提唱している考え方です。ひきこもり状態を考える上でとても役に立つ考えだと思うので、紹介したいと思います。

PはポジティブのP。NはネガティブのN。P/N循環とは、私たちのこころとからだ、人間関係、自分たちを越えた存在とのポジティブ・ネガティブな“相互作用”を表しています。

P/N循環は以下の4つの循環から成り立っています。

<こころとからだの循環>

こころが元気だとからだの調子もいいし、こころがしんどいとからだも調子が悪くなる。前者を“こころとからだのP循環”、後者を“こころとからだのN循環”と呼びます。

<対人関係の循環>

これは、人との関係でポジティブが感情が維持されているか、それともネガティブな感情が維持されているか、ということです。苦手な人との関係性はまさにN循環。それに対して、一緒にいてポジティブな感情が湧いてくる人との関係性はP循環です。

<自分を越えた存在との循環>

これは何も宗教的・スピリチュアル的な存在に限りません。自分の未来(目標)に対する関係性も含まれています。これをやってみたい・挑戦したいという感覚は、自分を越えたものとのP循環が維持されているといえます。

<過去と現在の循環>

ポジティブな感情が湧いてくる過去の体験もあれば、ネガティブな感情が湧いてくる体験もあるでしょう。未消化の辛かった体験(=トラウマ)が現在の生活の仕方に悪影響を及ぼしている場合、過去と現在との関係がN循環になっているといえます。

次回P/N循環についてさらに掘り下げたいと思います。


とらいあんぐるカンパニオ

~生きづらさを抱えながらも、何とかなると思える自分に~

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